あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置
信州上田の旅と歴史
旧上田市内散策    呈蓮寺・海禅寺

呈蓮寺
ていれんじ
 浄土宗の宝池山呈蓮寺です。建久年間(1190-1199)、工藤祐経を討った曾我兄弟の兄の方の十郎妻虎御前が開基したそうです。
 祐成の死後、虎は諸国を巡拝し善光寺に赴きます。佐久に庵を結んだ後に太郎山の麓の眉見林に寺院を建立したそうです。虎立山祐成寺という名だったそうです。
 応永年間(1394-1428)に鎌倉光明寺の一誉俊厳上人が再建したそうです。永享5年(1433)現在地に移転して「呈蓮寺」としたということです。
呈蓮寺本堂
 上田市の史跡に指定されている竹内善吾武信の墓です。江戸時代末期の和算学の大家です。
●竹内善吾武信の墓●
 本堂は寛政8年(1796)の再建です。唐破風(からはふ)の下に大きな唐獅子が彫刻されています。
呈蓮寺本堂




海禅寺
かいぜんじ
 真言宗の大智山海禅寺は東御市の海禅寺にあったものを真田昌幸が鬼門除けとしてこの地に移したものといわれています。
 参道は桜が植えられていて春は桜のトンネルとなるようです。灯籠のそばに六地蔵が並んでいます。その先に山門がどっしりと立っています。
 本堂の前には手水舎(ちょうずや)があります。ここの水は境内から湧き出ているものですが太郎山からの伏流水とされ重宝がられました。
 明治14年(1881)ここから柳町へ水道が引かれたそうです。これが名水として有名な「保命水」です。
海禅寺本堂



信州上田トップページ

信州長野トップページへ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置